2. まちづくりの具体的目標と方針

［この記事は、まちづくりブログからの転載です］

（承前）

基本目標の設定を経て、より具体的なまちづくりの目標と方針を立てるために、多くの会議と、関係者へのアンケート調査、意見募集、フィールドワーク（まちあるき）が行なわれました。

当初提案された、本山北町まちづくり構想・まちづくりの目標と方針（案）は、以下のようなものでした。

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【目標1】

■歩行者の安全を守る

【方針（案）】

歩行者優先の路線・箇所を設定し、

1．車両の速度制御

2．交通量の減少

3．迷惑駐車の防止

4．歩行者通路の整備

5．通行マナーの改善

などの取り組みをすすめます。

【目標2】

■防災・防犯環境を整える

【方針（案）】

緊急車両のスムーズな行き来を可能にするため、行き止まりにならないループ状の経路を設定し、現道を尊重した整備をすすめます。

【目標3】

■バリアフリー環境を整える

【方針（案）】

いつまでも住み続けられるまちにしていくため、重点地域・優先箇所を特定しながら、階段・道路の改修などにより、日常生活や外出行動のバリアを減らします。

【目標4】

■豊かな文化的環境をまもる

【方針（案）】

眺望、まちなみ、みどり、歴史的建物など優れた地域資源を受け継ぐため、それらの価値を分かち合い、保全に向けた取り組みをすすめます。

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（画像は、2014年9月発行・まちづくりNewsletter vol.5より）

この本山北町まちづくり構想（案）がまとまり、承認されるまでには、さらに時間を要しました。

（03へと、つづく）