3. 構想案から現実的課題へ

[この記事は、まちづくりブログからの転載です]

(承前)

2016年6月26日、本山北町まちづくり協議会の第4回総会において「まちづくり構想(案)」は承認されました。

同・7月21日、神戸市に対して公式に提案を行ないました。

岩橋・神戸市住宅都市局長(当時)から、

「神戸市として積極的に応援・協力していきたい」

とのコメントを、いただいています。

(2016年9月発行・まちづくりNewsletter vol.9より)


案の文言および順番を調整し、「まちづくり構想」の目標は以下のように、まとまりました。


■四つの行動目標

・目標1:広域防災・安全環境を整える

・目標2:街区安全・バリアフリー環境を整える

・目標3:歩行者の安全をまもる

・目標4:豊かな文化的環境をまもる


それぞれの目標に、具体的な行動対象が設定されています。

・目標1の行動対象

「防災ネットワーク3路線」=南北中央基軸道路・西側基軸道路・東側基軸道路

・目標2の行動対象

「重点改善地区」=地区南東部一帯(オレンジゾーン)

・目標3の行動対象

「歩行者ネットワーク3路線」=山手ルート(山麓リボンの道)・通学ルート(水道みち)・回遊ルート

・目標4の行動対象

「重点保全地区」=岡本駅北東ゾーン・風呂ノ川ゾーン

実際には、「まちづくり構想」をまとめ、神戸市長に提案されるまでの間も、本山北町まちづくり協議会は、現実的課題に向き合い、解決策を練っていました。


(04へと、つづく)

本山北町まちづくり協議会

文豪谷崎潤一郎が愛したまち・神戸市東灘区本山北町のまちづくり協議会は、地域の皆さまが安心・安全で豊かに暮らせる、まちづくりを目指して活動しています。

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