本山第一小学校周辺に防犯カメラ設置(案)

(本文中、敬称略)

2020年2月12日(水)午後4時57分頃、神戸市東灘区内の路上において発生した女子小学生に対する声かけ事案については、その後の捜査により、生活安全特別捜査隊員及び東灘警察署員が、未成年者誘拐未遂事件と特定し、犯人を逮捕しました。

犯人は、自営業、26歳の男です。(報告2020.02.27)


以上は、兵庫県警察ひょうご防犯ネット(http://www.police.pref.hyogo.lg.jp/bounet/)が発表している検挙情報を、学校教育情報サイト「ガッコム」(https://www.gaccom.jp)が引用したものです。


ひょうご防犯ネットの公開情報によれば、こうした事案は東灘区内だけでも頻繁に発生しています。記事には明示されていませんが、本山第一小学校区の事案であった可能性もあります。

本山北町まちづくり協議会の街区まちづくり部会は本山第一小学校と協議を行ない、学校周辺への防犯カメラ設置を神戸市の危機管理室にお願いしました。危機管理室は、いつもお世話になっている神戸市東部建設事務所からご紹介をいただきました。

2020年2月、女子小学生に対する声かけ事案発生の一週間後のことです。


神戸市危機管理室では、事案発生の現状と市民の防犯気運の高まりを受け「神戸市防犯カメラ直営設置事業」に着手、令和2年度と3年度の2か年計画で、市内に約2,000台の防犯カメラが設置されることになりました(8月1日に設置場所案発表)。

東灘区への設置は、令和2年度計画に組み込まれました。


▼神戸市防犯カメラ直営設置事業(神戸市のホームページ)


▼本山第一小学校区設置場所(案)[PDF]


街区まちづくり部会が2月に提案した、防犯カメラの設置場所は7か所。

そのうち、設置場所案の図中の①②③⑤が危機管理室案と合致しています。

⑥は提案外の位置ですが(街区まちづくり部会は水道みちへの設置を希望)、危機管理室は兵庫県警察からの助言を受けて、幹線道路からカメラがよく見えるようにして、いわゆる不審者が本山第一小学校に近寄らないようにする効果を、その場所に期待しています。

カメラの役目は、犯罪行為の記録ではなく、防犯[=犯罪を未然に防ぐ]にあります。


神戸市では設置場所案について、市民(当該区に在住・在学・在勤の方に限る)からの意見募集を、8月21日(金)まで行ないます。

まちづくり協議会は、カメラ位置⑥について(水道みち案を支持するか、山手幹線案を採用するか)の検討結果をまとめます。


[追記:当初「設置決定」とお伝えしましたが、設置場所の決定までには至っておらず、案を検討している段階です。お詫びして、記事内容と見出しを訂正いたします]

[追記2:神戸市危機管理室への提案は、本山第一小学校と協議して行ないました(8/17加筆)]

本山北町まちづくり協議会

文豪谷崎潤一郎が愛したまち・神戸市東灘区本山北町のまちづくり協議会は、地域の皆さまが安心・安全で豊かに暮らせる、まちづくりを目指して活動しています。

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